考えること「出口治明/人生を面白くする本物の教養」
本屋で目がとまったため購入。
以前、出口さんが書いた世界史の本が面白かったので今回も面白いと思って購入。今回の記事は思ったことをつれづれなるままに書きます。
自分に足りないもの
この本を読んでいて、自分にまだ足りないと感じるものが二つありました。自分の頭で考えることと常識を疑うことです。私はよく頭で考えず、他人の知識を借りて生きている気がします。他人の考えを特に検証もせず合っていると思い、聞いたことをまるで自分の意見のようにつかう。
頭が足りないと感じます。
自分の頭で考えること
私の好きな論語の言葉で「学びて思わざるはすなわちくらし、思いて学ばざるはすなわちあやし」があります。学ぶことと考えることのバランスが大切という教えです。この言葉に出会ったとき、自分は学ぶ一方で、考えてないと思いました。今もまだ変わらずできてないと思っています。また、この時から「考える」とはどういうことかと考えています。
今同時並行で「まんがでわかる7つの習慣」を読んでいます。そこで
自分の価値判断で行動できる人は信用できる
という一コマがあり、今の私なりに考えるということがどのようなことか少しわかりました。それは「判断する」ことだと思います。AとBの二つのうちどちらかを選ぶとき、たぶん、少し昔の私はネットで調べて適当に星が多くついているものを選んだかもしれませんが、今は自分で考えて、少し理屈を交えて、意見を述べられるような気がします。
常識を疑うこと
先ほどの星の数の話ではないですが、多くの人がいいと思うものが必ずいいとは限りません。
「常識」というのは多くの人が作ったものの枠組みです。しかし、「識」という字が入っていますが、私が疑うべき常識は「パターン化された思考」という気がします。物や自然の原理ではなく、人の行動といったものに「なぜ」を組み込んで行きたい。
うまくまとまりませんが、ちょっとした決意をもって登っていきたい。