難しい本に挑戦『世界共和国へ 資本=ネーション=国家を超えて』
先週から『世界共和国へ』を読んでいてつい先ほど読み終わりました。
この本は、『世界史の極意』(佐藤優著)を読んでいて紹介されていたので、ためしに読んでみました。
岩波新書であまり得意でない分野の本であったこともあり、難航する読書。わからないながらも感想を書き綴ります。解釈が合ってるとはとても思えない。
おそらく、人の行き来ががどんどん広くなっていくという話。
「互酬」という交換様式を持ちいる共同体がある。その共同体同志を争いを防ぐ国家が出現する。資本主義が拡大し、人が土地に縛られことなく世界を移動する(共同体からの離脱)。
ここまでは読めた気がしますが、次からの解釈が不安。
国家に疑問があり、国家は主権をもっと上に投げる。上で主権を受け止めるのが「世界共和国」である。
読んでいて、国家の疑問について、ほとんどわからず、世界共和国の必要性についていまいち読み取れなかったです。おそらく本書で幾度となく登場している交換様式を使ったら問題点があるのかと思うのですが、なかなか分からず。
今度この本を手に取るときはもっと忍耐力がついていたらいいなと思います。
読書一般の話ですが。
難しいと思った瞬間、その本をどうしようか迷います。
本を閉じるか とりあえず読み進めるか
私は読み進めてしまうのですが、著者の言っていることがわからないと悲しいものです。
いつかまた読みたいですね